クッベ
シリア、レバノン料理の代表的な料理の一つ、クッベ(キッベ、キッビ、クッバとも)。
クッベとは球、玉を意味し、ブルグルと羊肉をすりつぶしたペーストを用いた料理の総称です。
シリア、レバノン以外にもヨルダン、イラク、トルコ、キプロスなど、クッベが食べられている範囲はとても広く、地域によってブルグルの代わりに米、マッシュポテトなどを使用することもあるようです。
古代アッシリアやシュメールの文献にもこのクッベは登場するようで、とても歴史がある料理であることがうかがえます。
クッベには数え切れないほどの種類がありますが、最もよく食べられているのが<クッベマクリーエ>、直訳すると揚げクッベといったところでしょうか。


周りの皮の部分が羊肉とブルグルをすり潰した物で、それでミンチなどを包んで揚げてあります。
この他にも、クッベマシュウィー(焼きクッベ)、クッベラバニーエ(クッベのヨーグルト煮)、クッベスィニーエ(ミンチをクッベ生地で挟みオーブンで焼いた物)など、バリエーションが豊富です。また、クッベアルナビーエというのはクッベをタヒーナ(ゴマのペースト)とオレンジ果汁で煮込んだ物で、アルナブ(アラビア語でウサギ)のクッベではないのでご注意を!
クッベマシュウィー
形は半球状で、中身はミンチの他、脂、クルミ、ザクロが入っていることが多いです。

こちらはクッベミシミシーエといい、クッベラバニーエにフダンソウ(スイスチャード)やソラマメを加えて煮込んだ料理です。
クッベナイエ(生クッベ)はクッベ生地を加熱せずにそのまま生で食べる料理で、オリーブオイルをかけて、前菜として食べられます。

昔は肉とブルグルをすり潰すのに石鉢が使われたようですが、現在は肉挽き機やフードプロセッサーなどでペーストにするようです。
その為、一般家庭にも肉挽き機があることが少なくありません。
初めて食べた時は「肉が肉に包まれている!」と不思議に感じましたが、今ではレストランでは必ず注文してしまう一品です。
クッベとは球、玉を意味し、ブルグルと羊肉をすりつぶしたペーストを用いた料理の総称です。
シリア、レバノン以外にもヨルダン、イラク、トルコ、キプロスなど、クッベが食べられている範囲はとても広く、地域によってブルグルの代わりに米、マッシュポテトなどを使用することもあるようです。
古代アッシリアやシュメールの文献にもこのクッベは登場するようで、とても歴史がある料理であることがうかがえます。
クッベには数え切れないほどの種類がありますが、最もよく食べられているのが<クッベマクリーエ>、直訳すると揚げクッベといったところでしょうか。


周りの皮の部分が羊肉とブルグルをすり潰した物で、それでミンチなどを包んで揚げてあります。
この他にも、クッベマシュウィー(焼きクッベ)、クッベラバニーエ(クッベのヨーグルト煮)、クッベスィニーエ(ミンチをクッベ生地で挟みオーブンで焼いた物)など、バリエーションが豊富です。また、クッベアルナビーエというのはクッベをタヒーナ(ゴマのペースト)とオレンジ果汁で煮込んだ物で、アルナブ(アラビア語でウサギ)のクッベではないのでご注意を!

形は半球状で、中身はミンチの他、脂、クルミ、ザクロが入っていることが多いです。

こちらはクッベミシミシーエといい、クッベラバニーエにフダンソウ(スイスチャード)やソラマメを加えて煮込んだ料理です。
クッベナイエ(生クッベ)はクッベ生地を加熱せずにそのまま生で食べる料理で、オリーブオイルをかけて、前菜として食べられます。

昔は肉とブルグルをすり潰すのに石鉢が使われたようですが、現在は肉挽き機やフードプロセッサーなどでペーストにするようです。
その為、一般家庭にも肉挽き機があることが少なくありません。
初めて食べた時は「肉が肉に包まれている!」と不思議に感じましたが、今ではレストランでは必ず注文してしまう一品です。
スポンサーサイト