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アラブでお菓子のハナシ、ゴハンの時間

シリアから始まったアラブ菓子・料理研究。現在エジプトで活動中。

ナツメヤシ

アラブの国々で最も重要な食べ物のひとつ、ナツメヤシ。
アラビア語ではナツメヤシを意味する言葉がたくさんありますが、収穫後、干して市場などに出回っている状態の物をタムルと呼びます。
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このタムルは非常に栄養価が高く、またラマダーン明けのイフタール(断食後の食事)の前に、まずタムルをひとつかじり、お腹を落ち着かせてから本格的な食事をするといったような習慣があります。

生のものは若干渋みがありますが、干されたものは甘みが凝縮されていて、少量で満足感があります。

このナツメヤシはそのまま食べる他、お菓子にも使われます。
その際はペースト状にしたものを用いますが、特にこのペースト状のナツメヤシのことをアジュウェ(エジプトではアグワ)と呼び、アジュウェのマームールはそのまま<アジュウェ>と呼ばれています。
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こちらではアジュウェの既製品が売られています。
見た目も味も日本の餡子のようですが、砂糖の甘みではないので餡子よりすっきりした甘さで、餡子が苦手な日本人もアジュウェは大好きという人も多いようです。

日本にもサウジアラビア産を始めとするナツメヤシが輸入されているようなので、試してみてはいかがでしょうか?
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