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アラブでお菓子のハナシ、ゴハンの時間

シリアから始まったアラブ菓子・料理研究。現在エジプトで活動中。

ハリーサ

アラブのお菓子の中でバクラワと共に有名なのと言えば、粗挽きセモリナのケーキにシロップをしみ込ませたこちらではないでしょうか?
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エジプトなどではバスブーサと呼ばれていますが、シリアではハリーサと呼ばれています。
また、一部地域ではナッムーラと呼ばれる事もあるようですが、ダマスカスではキシュタのバクラワを指します。
この3つの違いを色々調べているのですが、明確な答えを未だ得ていません。
単に地域によって呼び方が違う、ココナッツフレークを使うか使わないか、厚さが云々・・・。
とりあえず、ほとんど同じ物と思ってもいいかもしれません。
しかし、シリア第3の町、ホムスにはこの3つが存在しました。
別々のお店で売られていたのですが、ざっと特徴を挙げると、
ナッムーラ   3つの中で一番薄く、粗挽きセモリナを濃いシロップで固めたのかと思うほど甘く硬い
バスブーサ   3つの中で一番分厚く、ケーキ感が残っている
ハリーサ    上2つの中間 表面にナッツを載せて焼いた物など、種類がいくつかある

ダマスカスで<ハリーサ>として売られていてもお店によって<ナッムーラ>風から<バスブーサ>風、色々なので、この違いが完全に当てはまるとは限りませんが、気になる人はホムスで探してみてください!

RIMG3856_convert_20101225225846.jpgホムスの<ナッムーラ>売りの少年



ダマスカスのアラブ菓子屋さんならどこでもハリーサは置いてありますが、わざわざ車で買いに行く人も多いハリーサの有名店<ティーバ>
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ダマスカスから車で約1時間北上した所にあるナバクという町にこの店はあります。
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このお店には他のアラブ菓子の箱詰めやシャワルマなどの軽食もあるのですが、ほとんどのお客さんはハリーサを2キロ、3キロと大量に買っていきます。
ここのハリーサは生地がぎっしり詰まっていて一見重いのですが、使っている脂がいいのか、しつこさがあまり感じられません。
また、ラマダーンなどには貧しい人に食事を振舞ったりしている(モスクなどではやっています)そうで、そういう活動もシリア人に好感を与えているのかもしれません。





   
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