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アラブでお菓子のハナシ、ゴハンの時間

シリアから始まったアラブ菓子・料理研究。現在エジプトで活動中。

アレキサンドリア風レバー

レバーは安くて栄養満点、と言うことで、日本同様、こちらでもよく食べられています。
牛のレバーはスライスして、細かいパン粉やふすまをつけて揚げ焼きにしたり、クミンなどで炒めたり。
レバノンではザクロシロップで味付けしたチキンレバーが前菜によく登場します。
エジプトでは、屋台やファストフード店で、薄焼きパンや、フィーノと呼ばれるコッペパンのようなパンに挟んで、サンドイッチの具としても定番。特に屋台での、多めの油でグツグツ揚げ焼きにされたレバーの香りは、臓物好きな人にとってはたまらないのでは?
今回の“アレキサンドリア風”と言うのは、唐辛子が入ってピリ辛な料理によくつけられます。アレキサンドリア風レバーは、その代表格と言ってもいいほど、カイロでも人気です。
ゴマペーストのタヒーナソースを一緒に合わせるのがお決まりです。


材料
レバー(チキン又は牛)  250g
玉ねぎ           小さ目1個
パプリカ(赤)        半分
パプリカ(緑)        半分
青唐辛子          1本
ニンニク           5かけ
トマトペースト        大0.5
レモン汁           大1
塩、こしょう、クミン


作り方
①レバーを食べやすい大きさに切る。玉ねぎ、パプリカをスライスする。青唐辛子は小口切り、ニンニクはみじん切りにする。
②フライパンに油を熱し、レバーを炒める。表面の色が変わったら、玉ねぎを加え、しんなりするまで炒める。
③パプリカ、青唐辛子、ニンニク、を加え、さっと炒めたら、トマトペースト、レモン汁を加える。塩、こしょう、クミンで味を調える。
※トマトペーストの代わりにトマトのみじん切り(小さ目1個)でもよいです。
※砂肝やハツを一緒に使ってもよいです。その場合は③の前に、水を材料が半分くらいかぶる程度に加え、砂肝が柔らかくなるまで軽く煮こんでください(砂肝の白い固い部分が取り除いてある場合は必要ありません)。

タヒーナソース
タヒーナ50g、レモン汁大0.5、酢大0.5、ニンニク1かけ(つぶす)、塩、こしょう、クミンを混ぜ、ぬるま湯を少しずつ加え、好みの濃度にする。
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