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アラブでお菓子のハナシ、ゴハンの時間

シリアから始まったアラブ菓子・料理研究。現在エジプトで活動中。

ラマダーンあれこれ3

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ラマダーン月の街の様子は、人々が食べたり煙草を吸っていないということやお店が飾り付けされているなどということを除けば、意外と普通です。
職場によっては勤務時間の短縮、変更があるものの、もちろん仕事もあります。
大都会カイロでは外資系ファストフードチェーンや、スターバックスのようなおしゃれカフェはもちろん、数は多いとは言えませんが庶民的カフェやジューススタンドなども営業していることがあり、意外なことに、そこそこ繁盛しているよう。
ある日の昼下がりのマクドナルドでは、客席の半分ぐらいが埋まり、いつものヒジャーブ(頭に巻くスカーフ)の店員さんが接客をしています。お客さんの中に子連れのヒジャーブの女性がおり、おやっと思ったのですが、どうやら子供だけ食べていて彼女は見ているだけのようでした(子供は断食をしなくてもよい)。
また、あるジューススタンドでは、近所のファストフード店の制服を着た若い女性がタマリンドジュースを一気に飲みほし、「どうもね!」と足早に去って行きました。
夕方4時ぐらいになるとお店などは閉店し始め、帰路につく車で道が込み合います。
ホールケーキが入っているのでしょうか、巨大なお菓子の箱を抱え地下鉄への階段を急ぐおじさん、コーラのボトルが4,5本入ったスーパーの袋を揺らしながら、もう片方の手で小さな子供と手をつなぎ、ゆらゆら歩いているおばさん。
この時間になると、ちょっとした疲労感と慌ただしさのようなもので街が包まれるような気がします。
そして日没1時間前の夕方6時ごろになると、レストランに続々と人が集まり始めます。
お店によってはラマダーン限定のビュッフェやセットメニューなどを提供しており、いずれにしても一番苦しい時間にもかかわらず、お店は怒涛の忙しさ。
10553334_723626374360801_8046843362557074215_n.jpg日没前のケバブ屋
そして日没。モスクからアザーンが流れ、食事の開始です。
一気に水やジュースを飲み干す人、煙草をくゆらす人、この時はあまり会話はなく、束の間の静寂が漂います。
一般商店も次第に開きはじめ、ラマダーンの夜は更けていきます。
※2014年7月11日にフェイスブックページに投稿した記事の転載です。
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