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アラブでお菓子のハナシ、ゴハンの時間

シリアから始まったアラブ菓子・料理研究。現在エジプトで活動中。

ラーハ

もちもちとした食感の、日本のお菓子に例えると求肥やゆべしに似た物がアラブ・中東地域にもあります。
シリア、レバノンなどではラーハ、又はラーハトゥルハルクームと呼ばれていますが、トルコのお菓子<ロクム>として日本や欧米でもおなじみのお菓子ですね。
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基本的な材料はコーンスターチ、砂糖ですが、マスティクバラ水などで香りをつけたり、ナッツなどを練りこんだりと、バリエーションは豊富です。
シリアではキシュタを包んだものも見かけました。
そのままつまむ他、シンプルなビスケットに挟んで食べることも。

エジプトではマルバンと呼ばれており、カハクの詰め物にもよく使われます。

レバノンなどではマルバンと言うと、ブドウシロップを使い、ピスタチオを練りこんだラーハのことを指します。
深い茶色の生地に、ピスタチオの鮮やかな黄緑色のコントラストは、つい手い取りたくなってしまいます。
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