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アラブでお菓子のハナシ、ゴハンの時間

シリアから始まったアラブ菓子・料理研究。現在エジプトで活動中。

バスブーサ

以前ハリーサの記事で紹介しましたが、エジプトでは、粗びきセモリナのケーキにシロップをしみ込ませたお菓子は、一般的にバスブーサと呼ばれています。
DSC00535.jpg

ハリーサとバスブーサを両方売っているお店で両者の違いを訪ねると、ハリーサはバスブーサより粗いセモリナを使い、バスブーサにはヨーグルトを入れる、との答えが返ってきました。
ただし、人によって答えは様々で、シリア同様、エジプトでも両者の違いについては曖昧なようです。

バスブーサの名前の由来を調べていると、こんな面白い話が。

奥さんが台所で新しいお菓子を作っているところに、彼女の夫が入ってきます。
今忙しいから、と言うと、その夫は“バッス(だけ)ブーサ(キス)”と言ってきます。
その時できたお菓子は素晴らしくおいしかったのです。
翌月、彼女たちを訪ねて来たお客に、その時のお菓子を出します。
すると、そのお客はとても喜んで、このお菓子の名前と尋ねます。
彼女の夫は、彼女がそのお菓子を最初に作っていた時のことを思い出し、
“バスブーサ”と。
彼女もすかさず“そう、バスブーサです”と答えたのです。
その日から、彼女は美味しいお菓子バスブーサと共に有名になったのでした。

この話は、ダジャレのような感じで、後から作られた可能性が高いと思いますが、とてもかわいらしいですね。

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