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アラブでお菓子のハナシ、ゴハンの時間

シリアから始まったアラブ菓子・料理研究。現在エジプトで活動中。

カルカデ

鮮やかなレッドが美しいカルカデ。
アラビア語で、ハイビスカスを意味します。
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シリアのスーク(市場)では、ありとあらゆるハーブやスパイスが山のように積まれて売られていますが、その中でも一際目立つのがカルカデです。

日本でもハイビスカスティーはよく目にしますが、こちらでは煮出して飲むので、色も味もかなり濃いです。
ストレートでもよいですが、砂糖を少し加えると、酸味が和らぎ、飲みやすくなります。
熱くして飲むのもよし、真夏には冷やしてゴクゴクと飲むのもおすすめです。
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シリアでは喫茶店でカルカデを出すところは稀ですが、エジプトはカイロでは、庶民的なお茶屋さんに置いてありました。ただし、すごい量の砂糖が入っていることが多く、<ハイビスカスジュース>と言った方がしっくりきます。
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