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アラブでお菓子のハナシ、ゴハンの時間

シリアから始まったアラブ菓子・料理研究。現在エジプトで活動中。

2011年09月の記事

ウージー

炊き込みご飯をフィロペストリーで包んで焼いた、ウージー。
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炒めたミンチや鶏肉、グリーンピースなどを米と一緒に炊き込み、香ばしく炒ったアーモンドや松の実を混ぜ込んだものを、サムネを塗りながら重ねたフィロペストリーに包んで、オーブンで焼きます。

好みで、ヨーグルトをかけながら食べるとより美味しく頂けます。

この料理はどこのレストランにもあるという訳ではないのですが、惣菜も扱う大きなお菓子屋さんには持ち帰り用として置いてあったので、夕食に、と時々利用していました。

見た目は軽いパイや、デニッシュの様なので、これひとつでは足りないだろうと思いますが、大抵のウージーはご飯茶碗大盛り一杯分以上はあり、ペストリー部分も何層かになっているので、意外とずっしりお腹にたまります。

米を同じ炭水化物の生地に包むなんて、と思いましたが、こういう料理法を見ていると、米も穀物の一部として扱うという、新しい発想が見えてきます。
また、カリットした食感のナッツと、ホロっと軽いペストリー部分、お肉とスパイスのうまみがほんのりしみ込んだお米部分が順番にやってきて、止まらなくなります。

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